- 木の家に住む
- 空間にメリハリを。小上がり、小下がり。
空間にメリハリを。小上がり、小下がり。
空間にメリハリをつけられる小上がり、小下がり。
一つの空間を分けたいとき。
壁を作ってしまうとせっかくのリビングが狭くなってしまうし、
圧迫感が出てしまいます。
そこで「段差をつける」というアイデアがあります。
床を上げること=小上がり
床を下げること=小下がり
床を上げるか、下げるかで雰囲気が大きく変わってきます。
■小上がり
和室は必要ないけど、畳でゴロゴロしたいという方も多く、
小上がりを畳スペースにすることが多いです。
よりモダンに感じますよね。
一番人気のあるタイプではないでしょうか。
小上がりは下部に収納が設けられることも利点の一つ。
収納場所を増やす目的で作られる方もいらっしゃいます。
小上がりに座った方と、
ダイニングのテーブルに座っている方の目線が同じになるようにデザインされた例。
■小下がり
続いて、小下がり。
段差に囲まれて、包み込まれるような雰囲気が人気です。
本棚を作って読書スペースにしたり、
ソファーを置いてメインリビングにしたり。
子供が昼寝しながらゴロゴロ転がっても落下しないというのも
人気の理由の一つです。
こちらは小下がりを土間にしたダイニング。
昭和の古い農家では土間を台所にしていたことも多かったですね。
それを現代風にリデザインしたものです。
庭にある家庭菜園を収穫したまま持ち込めるたりするのも料理好きにはたまらないポイントです。
空間に新たな変化をつけ、住む方々の想像力を掻き立てる小上がり、小下がり。
あなたはどちらがお好みですか?