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和室の在り方

和室が減ってきたとよく耳にしますが、
ソネケンがつくる家では、和室を採用される方はまだまだ多いです。
一般的にイメージされるのは、床の間や障子、押入れがある伝統的な和室スタイル。
最近では現代の生活スタイルに合わせた、モダンな和室も増えてきました。
その一部をご紹介いたします。
和室は床座や、好きな場所で横になれることはもちろんのこと、
歩いた時の足音が軽減されたり、
小さなお子さまが転んでも怪我をしないなど、
「畳のある部屋」として考える和室が増えています。
家全体を間仕切りとしての壁で区切らず、一つの空間として考えた和室の在り方。
畳をうまく空間に取り込みます。
キッチン前の和室は子供を安全に遊ばせながら家事ができ、
襖を閉めれば客間にもなる。
時と場合によって使い方を変えられるのも和室の優れたところですよね。
3畳ほどの、屋根裏部屋のような和室。
日本の文化は、薄暗い小さな場所で考え事をしたり安らぐという一面もあります。
一時、ひとりになりたい時間に籠る場所としての和室です。
クラシックな床の間の雰囲気を取り込むご家庭も多いです。
陰影礼賛(いんえいらいさん)の考えを取り込み、
差し込む光によって時間や季節を感じ取ることもできます。
床の間に骨董やアート、フィギュアなど好きなものを飾り、
光の移ろいを楽しむ。
精神的に満たされる時間のための和室です。
和室の押し入れの扱いも変化してきました。
おり入れの下に板間をつくり明かり取りに。
襖の貼り紙の色や模様でやや強めのものを入れれば、
光が廻りほわっと優しい空間に、シャープな印象を付け加えることができます。
和室といえばこう、みたいな伝統的なかたちを思い浮かべがちですが、
現代では選択肢がとても増えています。
床座が染み付いている私たちには欠かせない場所。
みなさまの家族らしい和室を一緒に見つけましょう!