お客さまの声
家族6人の気配が感じられる、開放感たっぷりのおうち
今回訪れたのは、周辺にショッピングモールや小学校がありながらも穏やかさを感じさせる住宅街。真っ白な外壁にウッドの玄関で温もりをプラスした、Oさまのご自宅におじゃまします。正面にはご主人の趣味だというバイクや車が。愛車を頼もしく守るガレージの存在もまた印象的です。
たった1回で、希望を具現化してくれた。
玄関とびらを開け最初に目に入ったのは、日の光に照らされた開放感たっぷりの大空間。履物を脱ぎ一歩上がれば、広々としたキッチンやダイニングもすぐ見渡すことができます。
ダイニングには、クレヨンや折り紙など、楽しそうに思い思いの遊び道具を広げるお子さんたちの姿が。このお住まいには、1歳から小学3年生までの総勢4名のお子さんと、ご夫婦が暮らしています。
「長男が小学校に入るまでには一軒家を持ちたいなと思っていたんですよ」と話してくれたのはご主人です。
以前はご主人のご実家に住まわれていたというOさま一家。一人目の息子さんが生まれてからほどなくして、家づくりの検討をはじめました。
「かれこれ5年くらい検討していましたかね。実際に住宅展示場にも足を運んで、こういうのが流行っているんだなとか、自分はああいうのがいいなとか、具体的なイメージを膨らませていきました。実は実家も12年前にソネケンで建てていたので、なんとなく家づくりってこうやるんだという想像はしやすかったですね」
幅広くさまざまな住宅会社を見学する中で、最終的にご両親と同じくソネケンへのオーダーを決断したOさま。その決め手を教えてくれました。
「一番のポイントは、構造ですかね。なるべく壁や余計な構造がない、大空間でつながり感のある家を理想としていました。その点で、ソネケンの構造なら希望通りの家づくりができそうだと思ったんです。こだわるところや必要なところにはお金をかけて、他の要素は無駄に足さない。ソネケンはそれをちょうどいい案配で実現してくれるかも、と」
ここまで深い気づきに辿り着けたのは、他の住宅会社でもプラン提案をしてもらっていたからこそ。なかなか希望通りの提案に出会えていませんでしたが、ソネケンでようやくOさまが想い描いてきた要望を叶える理想的な図面を提示してもらえたそうです。
「一回目に見せてもらったときに、もう完璧だねって。細かなところはあとで相談しながら調整しましたが、完成した家はほとんど初回の提案図面そのままですよ」とご主人。この感想を聞いた奥さまも「ちゃんと希望をかたちにしてくれました」とうなずいていました。
好きなことも実用性もぜんぶ揃った空間に。
ではここからは、Oさまの要望が詰まったお住まいを順にご案内していただきましょう。まずは、導入して特によかったという集約型の照明スイッチから。
「普通だったら何個もの照明スイッチが並んで、逐一オンオフを切り替えるのが煩わしいですが......これがあると、自分好みの照明パターンを一元的にコントロールできるんです。そろそろ子どもを寝かせたいときは3番、夜にテレビを見たいときは6番、といった要領でシーンごとに切り替えて使っていますよ」
そんなスタイリッシュなスイッチの魅力を語ってくれたご主人が当初からこだわっていたのが、シックで存在感のあるガレージです。
「車とバイクが好きなので、ガレージは用意したいなと。リビング側からガレージの様子を見られる窓を設置したのが、こだわりのポイント。やっぱり家の中から大好きな車を眺められるのはいいですね。正面の玄関とは別に、直接ガレージから玄関土間にアクセスできるドアを設置したことで、雨の日も濡れずに済むのでかなり便利です」
奥さまにとっても、このガレージドアの設置は大正解だったと感じているそう。
「買い物から帰ってきて、そのまま冷蔵庫までスムーズに運べるんです。今ではほとんどこちらのドアばかり使っていますね」
6人家族分のお買い物を終え、帰宅後に仕分けやしまう作業をするのも一苦労。そのストレスをなるべく感じさせない、美しい動線設計です。
さらに正面玄関とガレージドアの間には、大容量の土間収納をレイアウト。かさばりがちなトイレットペーパーやおむつなどをすぐまとめて置ける点も、使い勝手のよさにつながっていそうです。
「収納はここがメイン。他にあまり収納場所はつくっていません。というのも、基本は見せる収納のようなやり方がいいかなと思って。たとえば食器や調理器具を隠しがちなキッチンも、何があるか見える棚にしています。隠すようにすべてに扉をつけてしまうと、どこに何があるかわからなくなって何年も忘れ去られたまま......ということになりかねないので」とご主人。
確かに、なかなか登場シーンのない食器はそのまま眠らせてしまいがち。見せる収納の実用的な利点をうまく活用した例といえそうです。
求めたのは、いつでも家族が見えること。
ガレージドアからすぐのキッチンは、奥さまのお気に入りエリア。ウッドを基調としたアイランド型を採用し、バックの収納はテイストを合わせた造作棚を付けました。
「キッチンは、家の中で一番目立つところにしたいとお願いしました。リビングも2階もすべて見渡せる配置にしてくれたので、子どもたちが今どこにいるのかがすぐ把握できます。お庭で子どもたちが遊んでいることも多く、その様子を眺めながら作業する時間は癒しでもありますね」。
実際にキッチンに立たせてもらうと、そこには心地よい開放感が。正面にはリビングダイニングと吹き抜け、左にはお庭があり、ここにいると癒されるという奥さまの気持ちがよくわかります。
さらに2階へつながる階段はスケルトンタイプを採用し、よりクリアな視界に。しかしこの開放感をつくりあげている要素は、これだけではありません。
「一般的によく見る、玄関からリビングの間の仕切り壁はつくりませんでした。開けた大空間にしたかったというのもありますが......今後子どもたちが多感な時期になっても、帰ってきたら必ず顔を合わせなければならないようにしています。自然と家族が家の真ん中に集まってくる、そんな暮らしをイメージしました」と話す奥さま。
お客さまが来たときにすぐリビングが見えてしまうという点で悩むこともあったそうですが、この動線と開放感が得られるこの選択にとても満足されているご様子です。
オープンな玄関でもあたたかく。
仕切り壁を設置しないことで、玄関空間がそのままリビングとつながっているOさま邸。そこでやはり気になるのは室温の変化です。真冬は特に寒そうですが......3度目の冬を越した今、どのように感じられているのでしょうか。
「むしろ、仕切らない方があたたかく感じています。真冬でも、エアコン1台で玄関まわりも含めて全体があたたまる。1階も2階もドアを開け放っておけば均一な室温になるので、玄関だけ独立させる方がかえって温度差が生まれていたかもしれないですね」とご主人。
おどろくことに、冬も夏も稼働しているのはダイニングのエアコンのみ。南面に上下に多くの窓を配置し日光を入りやすくしたことも相まって、ぽかぽかと過ごしやすい室温になっているようです。
「寝るときに毛布をかける必要も、モコモコの服を着込む必要もありません。いやあ、ものすごく過ごしやすいですよ」
実家をソネケンで建てた際も、以前の住まいより遥かに断熱性能が高いことを実感していたご主人。このお住まいはさらに日当たりもよく、さらにあたたかい冬をつくってくれているようです。
子どもたちの遊び場づくりは、父の手で。
リビングやダイニングに明るい光を照らし出す大きな窓。ここからは、お子さんもよく遊ぶお庭を一望することができます。
「室内を明るくしたいなと思って、真南に向いた窓と吹き抜けをつくってもらいました。もともと家の南側に庭がほしかったので、土地探しの段階からそれを見据えて選んだんですよ」
お子さん4人が同時に走り回れる広々としたお庭は、この2年をかけてご主人が整備してきたんだとか。
「木を植えるのも芝を張るのも、全部自分でやってみました。フェンスもブランコも自作。費用を抑えるために始めた部分もありますが、今や趣味のひとつですかね。実家にあった畑を参考に、トマトやキュウリなんかもそこで育てたいなと」。
とても楽しそうにお話ししてくださるご主人に、「子どもたちも喜んで一緒にやるよね」と奥さまも嬉しそう。つい先週には、ご友人を招いてバーベキューを楽しんだんだそうです。
変わらず相談できる関係が、とても安心。
入居してから2年以上の歳月が経った今、Oさま夫婦にあらためて家づくり当時のことをうかがってみました。
「打ち合わせのとき、ソネケンの方は子どもたちとたくさん遊んでくれました。もはや担当スタッフさんは、『親戚のおじさん』みたいな感じ」と奥さま。
数回の打ち合わせを経て、Oさまご家族とスタッフの関係はじんわりと深まっていったようです。さらにお引き渡し後もやりとりが続いているのだとか。
「家づくり中も引き渡し後もLINEでつながっていて、補修してもらいたいところが出てきたらすぐ連絡させてもらっています。相談しやすいですし、すぐ来てくれることも多いですよ。引き渡したら終わりではなくアフターケアもきちんとやってくれるので、やはり安心感がありますね」
家づくりの打ち合わせ時も、LINEで口頭だけでは伝えにくいイメージは画像で共有。相談を持ちかけやすい関係性や情報共有がしやすい体制が整っているからこそ、今もストレスフリーでスムーズなやりとりが続けられているようです。
こうして補修や工夫を加えながら、その時々に合わせて住まいをフレキシブルに活用しているOさま。お子さんの成長とともにその使い方やかたちをしなやかに変化させながら、今後も家族全員が集まるひとときがここに刻まれていくことでしょう。
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