お客さまの声

家族に心地よさを届ける、空と光が広がる住まい

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秋雨にしっとりと包まれた、少し肌寒い季節。この日は塩釜の街並みと開放的な景色が望める高台へ向かいました。高低差のある住宅街に佇む白い外壁と木目調のサイディングが印象的なお住まいが、今回おうかがいするWさまのご自宅です。

大切な家づくりは、丁寧に寄り添ってくれたソネケンで。

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ご結婚後、1DKのアパートで暮らし始めたWさまご夫婦。お子さまが生まれると手狭さを感じ、家づくりを本格的に考えはじめたといいます。

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「長男が生まれた頃から少しずつ準備を進めていました。はじめに重視していたのは自由度とデザイン性の高さ。大手ハウスメーカーに気持ちが傾いていたときに、たまたまソネケンを見つけたんです」とご主人。

きっかけは、奥さまがSNS広告で見かけたソネケンのモデルハウス見学会。ご自宅の近所で開催されることを知り「せっかくだから」と足を運んでみたのだとか。

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「おうちに入ってみると、まず木のぬくもりの心地よさに2人とも惹かれましたね。それまで気になっていたハウスメーカーは性能推しだったのですが、五感で感じる心地よさも大切にしたいと改めて思いました」

その後、ご主人の転職や次男の妊娠などで家づくりは一時中断することに。それまでやり取りをしていたハウスメーカーが離れていく中、ソネケンだけは小まめに連絡をくれていたのだそう。

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「ソネケンは程よい距離感で接してくれました。まだ家を建てられない申し訳なさもありましたが、私たちのペースで大丈夫ですよって言ってくださったことも嬉しかったんです」と奥さま。

「家づくりを本格的に再開するまでに見学会に何度か参加しましたが、そのたびに、ソネケンの家はおしゃれなだけでなく、細部までしっかりとつくり込まれていると感じました。ここなら何十年先も安心して暮らせそうだと、回を重ねるごとに実感しましたね」とご主人も当時のことを振り返って話してくれました。

誠実で丁寧な対応と確かな技術力が、最終的にソネケンを選んだ決め手となったようです。そして最初の出会いから3年が経ち、仕事や子育てが落ち着いたタイミングで家づくりが再スタートしました。

「空が見える家」で実現した開放感と安らぎ。

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Wさまご夫婦が家づくりで大切にしていたテーマは、「空がよく見える家」。そこにはどんな想いが込められているか、奥さまが教えてくれました。

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「子どもが2人もいると、家中に物があふれてしまっていて、心が休まる場所がありませんでした。ただ、そんなときに外に出て空を見上げると、不思議と気持ちが少し軽くなることに気づいたんです。だから、家にいても空が見えたら、どんなに素敵だろうって思っていました」

また、以前住んでいたアパートは一階で陽当たりが悪く、閉塞感があったのだとか。「部屋が暗いと気分も落ち込んでしまうので」と話す奥さまにご主人がこう続けます。

「そうした想いがあって、吹き抜けや大きな窓をお願いしていました。その際、隣の家を気にせずに空を楽しめるようにと、窓の位置にも配慮してもらって。光と空を存分に感じられる家ができました」

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ソネケンのスタッフも奥さまの想いを叶えること、そして高台という立地を最大限に活かした家づくりを意識していたそうです。

「自然が大好きなご夫婦なので、太陽の光や街の景色が家の中に自然と入るよう工夫しました。また、吹き抜けの窓には断熱性能が高すぎないものを選び、冬には太陽の暖かさで家全体が心地よく保たれるようにしています。住み心地にもこだわりながら、ご夫婦の理想をかたちにしていきました」

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「おかげで、真冬でも朝にエアコンをつけるだけで、一日中暖かさが保たれるんです」と話す奥さま。

南面や上部の窓から冬は太陽光を取り込み、夏は暑さを遮る設計のおかげで、アパートに住んでいた頃と同程度の光熱費で済んでいるそうです。「自然光もたっぷり入って、電気代も抑えられています」と、その快適さを語ってくれました。

おしゃれなデザインも、使いやすさも、しっかりかたちに。

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奥さまが特にこだわったのはキッチン周り。限られたスペースの中でも日々の使いやすさを追求した工夫がしっかりと取り入れられています。

まず目を引くのは、奥さまの強いご希望で導入したパナソニックのトリプルワイド。効率よく料理ができ、広々としたワークスペースを確保できる理想の設備だったといいます。

また、「小さくてもつくってほしかった」というパントリーは、両サイドに可変棚が備わっており使い勝手抜群。壁はマグネットがつく仕様になっており、普段は学校のプリントなどをここに貼って管理しているのだそう。

「ここのデザインクロスは私が選んだのですが、打ち合わせ段階では家の雰囲気に合うかどうかはイメージしきれなくて。でも、設計士の方に相談してみたら、『絶対に合いますよ』と背中を押していただけたんです。実際、良いアクセントにもなっているし、思い切ってこれにしてよかったです」

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一方で、ご主人がこだわったのは外まわりの設備です。まずはウッドデッキの横に設置された洗い場。立ったまま作業ができるよう、高さを調整した設計に。

「釣りが趣味なので釣り道具を洗うときに便利ですし、子どもの上履きも楽に洗えるんですよね」と実際に使っている様子を見せてくれました。

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玄関ポーチの照明はご主人のお気に入りのアイテム。

「これは『家の雰囲気に合うお店があるから一度行ってみて』とソネケンに紹介してもらった雑貨屋で見つけたものなんです。かわいいフォルムが家にぴったりで、とても気に入っています」

余白を上手につかって、スペースを確保。

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2階に設けられたデスク。ここはビーズアクセサリーの制作スペースとして、奥さまが日々愛用しています。当初は寝室に設置する予定でしたが、収納を優先することになり、プランから外れてしまった場所でした。しかし、「廊下になら設置できるかも」との再提案をソネケンから受け、スペースが実現しました。

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「建坪の関係で難しいかと思い、一度は諦めていたんです。でも、ソネケンさんが私の希望を覚えてくれていて実現しました」と奥さま。何とかして希望をかたちにしようとしてくれるソネケンの姿勢が嬉しかったといいます。

さらに、日常的に使う場所だからこその工夫も。

「天板は壁にぴったり沿うように設置されていますが、足元には配線しやすいよう少し隙間が設けられているんですよ。このさりげない配慮が作業のしやすさに大きく影響しています。毎日使う場所だからこそ、とても助かりますね」

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また、ソネケンの機転で生み出されたもう一つの空間が畳スペース。こちらも建坪の関係で一度は諦めかけていたものの、「階段下を有効活用したい」というWさまご夫婦のリクエストに応え、小下がりの畳スペースが実現しました。少しこもり感のあるこの畳スペースは、子どもたちにとって「秘密基地」のような特別な場所に。

「畳の柔らかさがゴロンとするのにぴったりで、一人遊びのときはここで集中して遊んでいます」とのこと。

「ソネケンは、どんな相談にも私たちの立場で一緒に考え、次の打ち合わせには具体的な解決案を持ってきてくれるんです。だから、毎回打ち合わせが楽しみでした」と奥さまが振り返ると、ご主人も「打ち合わせは長時間に及ぶこともありましたが、楽しくてあっという間でした」と教えてくれました。

コンパクトな空間に散りばめられた、広がりを生む工夫。

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広々とした印象を受けるWさま邸ですが、実は意外とコンパクト。広く見える理由は、無垢材の床とインテリアの色味に統一感を持たせた点にあります。また、ダイニングから続くウッドデッキは、室内の床の高さと揃え、内と外が自然につながって見える工夫がされています。

「白いドアを採用することで視覚的に空間が広がって感じられるんです。視線が通りやすいレイアウトによって開放感を生み出しています」とソネケンスタッフ。

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「無理のない予算で新居を建てるために、直前で大幅な変更をお願いしましたが、柔軟に対応していただけて本当に助かりました。コンパクトな住まいなのに、注文住宅ならではの工夫をたくさん凝らしてもらえてとても嬉しいです」と奥さま。

「どんなリクエストにも前向きに応えていただき、間取りの大きな変更にも柔軟に対応してもらえたおかげで、理想的な住まいと暮らしを手に入れることができました」とご主人も満足そうです。

豊かな暮らしを育む、やすらぎの拠点。

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「珪藻土の塗り壁で囲まれた自然素材の住まいは体にもやさしい気がします。ここに住むようになってから、健康診断の結果もよくなったんですよ」と笑顔で話すご主人。

晴れた日にはソファに横になり、窓から青空を眺める時間が何より好きだと教えてくれました。

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これからどのような暮らしをしていきたいかをうかがうと、「家族や友人と集まって、わいわい過ごす時間をこれからも大切にしていきたいですね」と微笑む奥さま。家族や友人が訪れると、庭やリビングでゆったり過ごせるこの家の居心地の良さが際立つようです。

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ご主人も「製作途中の小屋があるので、のんびりと少しずつかたちにしていくのが楽しみです」と語ります。庭にはアカシアやオリーブの木が植えられ、これから時間をかけて育っていくのを見守るのも楽しみのひとつ。Wさまご夫婦の穏やかな暮らしが、この家でさらに豊かに育まれていくことでしょう。